「Shopifyで制作したECサイトを運営しているが、なかなか売上が伸びない。そもそもShopifyは売れないカートシステムなの?」
「売上に繋がる方法を知りたい。」
Shopifyで制作したサイトが売れない場合、「Shopifyだから売れない」と考える方がいらっしゃいますが、それは間違いです。
そもそもECサイトの売上は「集客数×購入率×購入単価」で決まります。
Shopifyには上記3つの改善する機能があり、Shopifyで制作したサイトでも売れているサイトはあります。
つまりShopifyだから売れていないのではなく、Shopifyの機能を使いこなせていない・商品の掲載の仕方に問題があるなど、課題を見つけれていない場合があります。
この記事では「集客数×購入率×購入単価」を伸ばすことに繋がる「売れるサイト」にするために12の方法をご紹介します。
- SEO対策
- SNS運用・連携
- WEB広告運用
- UI・UXの改善
- ECサイトのアクセス・サイト分析を行う
- 口コミ対策
- 決済手段の需実
- メルマガ配信・同封物の工夫
- ターゲットニーズにあった商品数を増やす
- 商品の詳細を明確に記入する
- ショップ情報を掲載する
- FAQやチャットボックスを設置し、ユーザーの悩みを解決する
目次
Shopifyで売れない原因とは?
Shopifyで売れない原因は、「集客数×購入率×購入単価」の指数が低いことが考えられます。
「集客数×購入率×購入単価」を伸ばすために、主に6つの観点を参考に、売れない原因を探してみましょう。
- shopifyの特性や使用方法を理解していない
- 集客ができていない
- サイトが使いずらい(UI・UXの問題)
- リピート顧客を増やす施策がない
- 商品の取り扱いに問題がある
- オーナー好みのサイトになっている
Shopifyの特性や使用方法を理解していない
Shopifyの特性や各機能の使用方法や機能性を理解せず、最大限の効果が発揮できていないことが原因かもしれません。
まずはShopify管理画面の左側にある項目で、どこで何ができるのかを確認してみましょう。
商品管理項目やマーケティングの際に使用できる分析ツールなど様々な項目があります。
YouTubeでもShopifyに関するHow to動画が多数投稿されているため、参考にしてみるとよいでしょう。
さらにShopifyのデフォルトの機能だけでは物足りない方は、アプリの追加やプランの変更を検討してもよいかもしれません。
集客ができていない
サイトにくる顧客がいなければ売上には繋がらないため、集客に対する対策が不十分であることが挙げられます。
サイトへの流入数を高めるために、WEB広告配信やSNSの連携が行われますが、集客に繋がっていない場合があります。一部のみですが、主に以下のような原因が考えられます。
【集客に繋がらない原因】
WEB広告運用の場合
- 検索キーワードの選定ミス
- 広告文とLP(ランディングページ)の内容に一貫性がなく、離脱率が高い
SNS連携の場合
- URL先のサイトの表示されるスピードが遅い
- ターゲットの利用者が少ないSNSを使用している
また集客を確認する指標として、アクセス数が目安です。どこのアクセス数(流入数)が少ないかを明確にするために、Shopifyのサイトだけでなく、各広告、SNSのアクセス数をインサイトも確認し、各運用媒体の対策をしていきましょう。
サイトのアクセス数はShopifyのデフォルトの分析機能やGoogleAnaliticsで確認できます。
【Shopifyでのアクセス数の確認方法】
- 管理画面にログイン
- ストア分析
- レポート
- 「ロケーション別セッション」「時間の経過によるセッション」「参照元別のセッション」
アクセス数ではなく、訪問者数とセッション数が表示されますが、どちらも同じ意味として使われます。
※セッション数 1度離脱して、再度訪問した場合は、新たにセッション数は1増える。
また離脱しなくても、日付が変わったタイミングや30分以上動かなかった場合は、新たなセッションとしてカウントされます。
サイトが使いずらい(UI・UXの問題)
訪問者がサイトの利便性の低さを感じ、UI/UXが原因で離脱している場合があります。
UI(User Interface)とは、ユーザーにとって見やすく、使いやすさを指す言葉で、見た目や操作性を良くすることでユーザーとって使いやすいサイトです。
UX(User Experience)とはユーザーがサイトの利用を通じて得る体験のことで、「商品がイメージしやすい画像だった」商品購入後も「梱包は適切か」などその商品・サービスを通じて一貫して体験することを指します。
つまり、質の良いUIを提供することで、質の高いUXを体験することができます。
例えば、ネットショップ利用時にクーポンがなかなか発券されず、発券されない原因が分からなかったり、ショップの連絡先が分かりづらかったりしたことで、買い物を辞めてしまうことがあります。
せっかく商品をカートに入れても、クーポンが発券されないことが原因で、購入率の低下を招きます。
また購入に繋がるボタンの色や配置などのサイトの細かなデザインも関係します。
「Pagespeed Insightsd」はUI・UXを診断してくれるGoogleが無料で提供するテストツールです。無料診断が可能なため、一度診断してみるとよいでしょう。
リピート顧客を増やす対策がない
1度購入したきりで、2回目の購入に繋がる対策をしていないとECサイトの売り上げは伸びません。
リピート率の目安は、ジャンルごとに異なります。
- 健康食品や化粧品 50%
- アパレル系 35%
- 高価な商品(家電製品など)25%
また新規顧客を獲得することは、既存顧客に追加購入してもらうのと比較し、5倍ものコストがかかると言われます。新規顧客開拓の場合、広告費や無料サンプルの提供が必要になるためです。
さらに、購入後に何もフォローを行わない場合リピート率は15-18%、フォローを行った場合、30-40%という結果があり、対策を行えば高確率でリピート顧客=ファンが増えることが明らかになっています。
商品・サービスのファンになってもらうためには、2回目購入に向けた施策を考える必要があります。
商品の取り扱いに問題がある
自社商品の取り扱いに問題も売れない原因の1つです。商品関連で発生しやすい問題は以下のとおりです。
- 商品数が少ない
商品数が少ないと、顧客は同ジャンルの様々な商品を比較検討したり、同じサイトで1度にまとめ買いができなかったりするため、自社サイトで購入せずに離脱してしまいます。
- ターゲットに需要が低い商品を扱う
ターゲットのニーズを理解せず、ニーズやトレンドに即さない商品ばかりを扱ってしまう
- 商品情報が少ない
商品の説明文や画像数が少ないと、詳細が不明で購入のハードルを取り除くことができず、購入促進には繋がりません。
ECサイトの目標や自社商品やサービスの特徴を把握せず、オーナー好みのサイトになっている
ECサイトの課題や自社商品・サービスを知らずに、なんとなくデザイン(テーマ)や機能の導入を進めてしまっていると、集客や接客がうまくいかない可能性が高いです。
例えば実店舗がないアパレル・雑貨店の場合、顧客は実物を見ることができないため、掲載画像に注力する必要があります。
しかし画像数が少なかったり、見づらい画像を使ってしまったりし、価値が伝わりづらく購入に繋がりにくくなります。
また自社商品が様々なバリエーションを展開している場合、検索機能がないと目的の商品を見つけづらいこともあります。
自社のサイト目標や商品・サービスの特徴を把握し、それに見合うデザイン(テーマ)や機能・アプリを適切に選定して、導入することが売上改善に繋がるでしょう。
集客を高めるための解決策
集客を高めるためには以下の3つの解決策があります。
- SEO対策をする
- SNS運用・連携をする
- WEB広告運用を始める
SEO対策をする
SEO対策をすることで、自社サイトを多くのユーザーに表示させることができます。
SEO対策とはGoogleなどの検索サイトで、特定のサイトを上位に表示させる対策のことを指します。
具体的な対策方法は様々あり、今すぐできる対策もあります。
・WEBページのURL
ページに入る前にURLを見ただけで、どんな情報が得られるのかをイメージしやすい簡潔なURLの設定をしましょう。
・タイトルタグ・メタディスクリプション
タイトルタグは検索結果のタイトルやブラウザに表示されます。顧客が検索しそうなキーワードを含み、正確、かつ、簡潔に伝えましょう。
メタディスクリプション(スニペット)とは検索結果に表示されるwebページの内容を要約した情報のことです。検索キーワードを含み、PC版では120文字、モバイル版では90文字程度にページ情報を要約しましょう。
・コンテンツの改善
検索した意図に即して、ユーザーが求める情報が含まれていることが大切です。タイトルや見出しに、サジェストキーワードを適宜入れながら、ユーザーにとってそのページで解決できるような有益なサイトにしましょう。
自社商品をターゲットに表示させるために、商品の説明文で対策をします。
Shopifyで商品を追加するページの下部にある「検索結果」でSEO対策をします。またブログ記事からの流入もあるため、ブログでもSEO対策は効果的です。
・画像のalt属性
掲載している画像の内容を伝えるテキスト情報のことを指します。alt属性を変更することで、画像を視覚的に読み込めない、検索エンジンが画像の内容を認識しやすく、画像検索結果に表示されやすくなります。
【変更方法】
「商品管理→全ての商品→編集したい画像を選択」
「代替テキストを追加する」
・被リンク
被リンクとは外部のページやサイトに自社のサイトのリンクを貼ってもらうことです。
被リンク評価を獲得することで、Googleが有益な情報サイトであるとみなされ、検索結果の表示順位を上げてくれます。
サイト全体、もしくは対象ページで評価の高いサイトから多く被リンクを獲得することが評価に繋がります。
SNS運用・連携
SNS運用は認知度・購買率に大きく貢献します。
SNS運用をすることで、悩みを持つ一定の顧客層だけでなく、たまたま表示された顧客にも見てもらうことができるため、幅広いユーザーに認知度の拡大が可能であるためです。
Shopifyのサイト開設する前に、SNS運用を開始しておくことであらかじめ見込み顧客(フォロワー)を獲得できるため効果的です。
ShopifyはInstagramやFacebookなどと連携できます。また各SNSのプロフィールにサイトリンクを添付することで流入数の増加に繋がるでしょう。
さらにSNS運用で、インフルエンサーマーケティングや口コミマーケティング実施は、ユーザーが 使用感がイメージしやすく、リアルな声を聞くことで商品開発にも繋げられるメリットがあります。
WEB広告運用
WEB広告とは、インターネット上に掲載される広告で、ショップへのアクセス数の向上に効果的です。
ここでは、ECサイトを開設する際に効果的な4つの広告の特徴をご紹介します。自社の現状に合わせて、最適な広告を選びましょう。
1.リスティング広告
最も費用対効果が高く、CV件数を取れる広告です。検索サイトの上部に自社サイトの商品やサービスを表示できるため、アプローチしたいユーザーの目に止まりやすいというメリットがあります。しかし運用コストが継続的にかかるため、予算が少ないと長期的な運用が難しく、効果が実感しにくい場合があります。
2.Googleショッピング広告
商品名や商品ジャンルを検索すると、検索結果の上部に商品画像と合わせて一覧して表示される広告です。
Googleショッピング広告には無料枠が存在します。「Google merchant Center」に登録し、審査が通れば予算をかけずに広告出稿できます。
3.リマーケティング広告
ディスプレイ広告の1種で、1度サイトに訪れたユーザーをバナーで追う広告形態です。
サイト訪問後に、バナーで表示させることで再度アプローチができ、自社のことを思い出してもらうきっかけを持たせます。再訪問する機会を与えるので、高いコンバージョンが見込めます。
しかし広告の表示回数が多いと、マイナスなイメージを持たれてしまうため、表示回数を制限する必要があります。
4.SNS広告
上記の広告配信をし効果を実感してきたら、SNS広告の配信を検討してみましょう。
SNS広告はFacebookやTwitter、InstagramのSNSで広告を配信することで、ターゲティングの鮮度の高さがメリットです。
アカウント登録の際に、年齢や性別、役職、趣味などの個人情報を登録するため、そのユーザー情報とSNS上の行動データに基づいて、ターゲットに的確に広告配信することができます。
しかし、ターゲットに関して、50代以上のSNSユーザー層が少ないため、自社商品・サービスのターゲット層が50代以上の場合、効果は見込みにくいでしょう。
また、ユーザーの目をひくような魅力的なコンテンツでなければ、費用効果が下がってしまいます。
コンテンツ作りに注力するためにも、Shopifyでのサイト運用や広告運用が安定し、余裕が出てきたと感じた状態で始めると良いでしょう。
集客後に買われるECサイトの解決策
集客数が見込めているが、購入には繋がらないという方は下記の対策をしてみてください。
- UI・UXの改善
- ECサイトのアクセス・サイト分析を行う
- 口コミ対策
- 決済手段の充実
UI・UXの改善
UI/UXでは以下の観点で改善できます。
UI
- 視認性が良いフォントの使用やレイアウトをしている
- ユーザーがサイト内をスムーズに移動できる
(欲しい商品が見つかりづらい、迷うことなく申込ボタンを見つかる)
- 適切な位置に問い合わせや申込みボタンが設置している
UX(また購入したいと思う設計をすること)
- 読み込み速度が速く、スムーズに買い物ができる
- 商品情報が豊富で、使用感がイメージでき購入の後押しに繋がる
- 運営者に気軽に質問できる
また上記のような改善をした後でも、定期的にサイトを訪れたユーザーの行動を分析することで、良好なUXデザインになり、売上や利益の向上が見込めます。顧客体験価値を高める、より良いUXデザインであり続けるには、下記の指標を中心に定期的に分析しましょう。
- 直帰率
ユーザーが最初のページのみ閲覧して離脱する割合。「直帰数÷訪問数」で求められるが、GoogleAnaliticsの指標では「直帰率」があり簡単に確認できる。
求めていた情報とページの内容が大きく異なる場合、ユーザーはページを離れ直帰率が高くなる。ユーザーニーズに適した情報を提供するように改善。
- タスク処理時間
ユーザーがタスクを正常に完了するのに必要な時間を平均化したもので、処理時間が短いほど、ユーザーはスムーズな買い物ができたとして、UXが高くなる。
- 再訪率
一度訪問したユーザーが再度サイトに訪問した割合。「一定期間のリピート顧客数÷累計新規顧客数×100」で求められる。再訪率を上げるためには下記でご紹介する「リピート顧客を増やす方法」でご確認ください。
- UGC数
ユーザーによって生成されたレビュー等のコンテンツ。SNS(特にTwitterが見つかりやすい)やレビューサイト、Googleのサーチコンソール、Googleトレンドで確認できる。自社商品・サービス名を入力してみましょう。
ECサイトのアクセス数などのサイト分析を行う
アクセス数などサイト分析をすることで、集客数の確認や訪問者が商品を購入したのか、していないのかなどサイト内での行動分析を確認し、それに応じた対策ができます。
特にアクセス数を分析することで、そもそもサイトに訪問者がいるのかどうかを分析し、いない場合は集客を高める対策をし、いる場合は購入に繋げる対策と、対策すべき行動が明確になります。
上記の「集客ができていない」でもご紹介した通り、アクセス数などの顧客の行動分析は、ShopifyとGoogleAnaliticsから確認できます。
特にGoogleAnaliticsでは下記の顧客分析が可能です。
セクションごとにご紹介します。
- リアルタイム
現在いるユーザーの属性、読んできるページを確認できる
- ユーザー
一定期間内のサイトの訪問者数、属性、PV数
- 集客
サイト訪問者の流入経路
- 行動
ページごとのPV数、滞在時間、離脱率
一方でGoogelAnaliticsよりもさらに細かい顧客分析をしたい場合は、別の解析ツールの導入がおすすめです。
「Amplitude」では、購入経路がアプリで発信したクーポンによるものかどうか、アプリの通知機能から訪れたユーザー数の増加数など、より細かく顧客の行動分析ができます。
口コミ対策
購入者に口コミ記入をしてもらうことで、他のユーザーは自分以外にも体験者・ファンがいあることを認識し、購入促進に繋がります。
口コミはトップページやファーストビューの下などサイトの目に止まる箇所に掲載すると良いでしょう。
決済手段の充実
決済サービスの豊富さはカゴ落ちを防げます。
例えば、顧客がクレジットカードが使用できなくても、代金引換や電子マネーなど決済手段を広げることで、決済手段を変更して購入してくれるので、カゴ落ちを防ぎます。
またShopifyペイメントはVISA,Master,JCB,AMERICANEXPRESSの主要クレジットカードに加えて、PayPalやAmazonPayなどがデフォルトで設定されています。
Shopifyに導入可能の決済サービス一覧
クレジットカード対応ブランド | VISA・Mastercard・JCB・AMERICAN EXPRESS・Diners Club・Discover |
電子決済サービス | ApplePay・GooglePay・shopPay |
導入可能な | Shopify payments・PayPal・Amazon pay・KOMOJU・docomo digital・Payidy・GMO Epsilon・SB Payment Service・NP後払い・atone |
リピート顧客を増やす対策
リピート顧客を増やす対策は3つあります。
- メルマガ配信・同封物の工夫
- ターゲットニーズにあった商品数を増やす
- 商品の詳細を明確に記入する
メルマガ配信・同封物の工夫
会員者限定にメールマガジンの配信や商品発送時に同封物に工夫をすると、リピート購入に繋がりやすいです。
▼メルマガの工夫
メールマガジンの配信をする場合は、LINEがおすすめです。
LINEは商品情報やクーポンなどを通知しながら発信できるため、顧客の目に止まりやすくなります。フリープランでは1,000通まで無料で送信できます。
またチャット機能だと、顧客側も気軽に相談しやすいメリットがあり、コミュニケーションを多く取ることで親和性が高くなりやすいです。
▼同封物の工夫
相手と顔を合わせずに購入するため、手書きの感謝の手紙や購入者限定のお得な情報を提供することが大切です。顧客にとって人気(ひとけ)を感じ、次回購入から安心して購入してもらうことに繋がります。
また同封物に名前やスタッフの集合写真などを載せると印象に残りやすいです。
ターゲットのニーズにあった商品数を増やす
ターゲットのニーズを満たし、付加価値がある商品数を増やすことが重要です。
ターゲットがどんな悩みを持ち、どんな商品を求めているか、また競合他者の分析・調査をすることで、ニーズを満たした商品を提供することができるでしょう。
市場や消費者の趣味や嗜好は変化し続けるため、商品提供後もトレンドや市場調査を継続的に行い、対応しすることで、「長期的に売れるECサイト」になるでしょう。
さらに商品数を増やすことで他サイトに移動する必要がないため、選択の幅を増やし比較したり、1サイトで必要なものを揃え買い物を終えることができ、購入率にも繋がります。
商品情報を詳細に記入する
販売する商品の情報は詳細に、丁寧に記入します。
商品画像は多方面から撮影したものや使用している画像や動画など、使用感が分かりやすいように伝えましょう。
また商品の説明文では、特徴やサイズなど顧客が購入したくなる文章で明確に伝えることが大切です。
以下の項目を含み、顧客が読みやすいようなストーリー性があると商品の魅力が伝わりやすいです。
- 商品の大きな特徴3つ
- どんな人におすすめか
- その商品を使うことでのベネフィット
- こだわり
- どんなシチュエーションで使用できるか
- どんなものと一緒に使えるか
- デメリット・注意点
その他の対策
その他にも3つの対策があります。
- ショップ情報を掲載する
- FAQやチャットボックスを設置し、ユーザーの悩みを解決する
- 売上に繋がるShopifyアプリを使用する
ショップ情報を掲載する
サイトに会社名・住所・電話番号・代表者名を載せることは基本です。
ショップ情報がないことで、返金や破損した際に対応してくれないと感じ、購入に繋がらない可能性があります。
「About」という項目に、ショップ情報が記載されていることが多いです。
FAQやチャットボックスを設置し、ユーザーの悩みを解決する
ユーザーが迷わず購入に繋げるためには、よくある質問やAI用のチャット機能ボックスの設置による悩みをすぐに解決してくれるサイト設計が大切です。
また悩みを素早く解決してくれることで、顧客に寄り添う会社であると親近感がわき、安心して購入できます。
売上に繋がるShopifyアプリを使用する
Shopifyのデフォルト機能だけで物足りない方は、Shopifyアプリの使用がおすすめです。
売上に繋がるアプリが様々あり、下記の選定基準に基づき6つご紹介します。
- 評価4.0以上
- 日本のビジネスで人気、または日本語対応があるか
- 無料体験ができる
▼おすすめのShopifyアプリ
- メールマーケティングアプリ Omnisend Email Marketing
- レビュー数を増やすことにつなげる Point Pong
- ShopifyでSEO対策をしてくれる SEOManager
- 広告出稿をサポートする AdSIST
- Googleショッピング検索で自社商品を表示してくれる Googleチャネル
- 物流アウトソーシングアプリ OPENLOG
メールマーケティングアプリ Omnisend Email Marketing
メールマーケティングに注力したい方はOmnisend Email Marketingがおすすめです。
無料プランでは500件まで配信可能で、テンプレも用意されているため、メルマガ配信初心者に安心して体験できます。
カートに放置した商品がある場合や注文後の配送メールを送信でき、顧客に買い忘れの防止や配送状況に対する不安を解消させることができます。
▼機能
- メルマガ作成と配信
- カートに放置した商品がある場合のメール配信
- 注文後の配送状況の配信
- 新商品や人気商品などの配信
▼料金
- 無料体験あり(500件間で送信可能)
- Standard $16/月 Pro $59/月
レビュー数の増加につなげる Point Pong
レビュー数を多く獲得したい方はPoint Pongの使用がおすすめです。
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また日本語での対応も可能なため、細かい設定にも困ることはありません。
▼機能
- 購入時にポイント付与
- レビュー投稿に対してポイント付与と返信
- ポイントを購入時に使用可能な設定
- 期間限定のポイントキャンペーンの実施
- 日本語サポートあり
▼料金
- 無料体験あり
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ShopifyでSEO対策をしてくれる SEOManager
SEO対策で悩んでいる方はSEO Managerがおすすめです。
SEOManagerは上位表示させるためにキーワードの選定やページスピードのチェックなどSEO評価に繋がる対策をしてくれるアプリです。
英語表示ですが、動画によるガイドやサポート体制があるため問題なく使用できます。
▼機能
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- エラーリンクやリダイレクトリンクの発見
- SNSアカウントやGoogleビジネスとの連携、「構造化データマークアップ」に対する機能
- 商品やカテゴリーのtitletタグをルール化し一括で変換できるテンプレ機能
- Googleサーチコンソールのデータ確認
▼料金
- 無料体験あり(7日間)
- $20/月
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- プレミアムプラン $90/月(大規模なショップ運営者や集客にコストをかける人
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費用を抑えて自社商品を拡散したい方はGoogleチャネルを使用しましょう。
GoogleのショッピングタブとYouTubeに無料で検索結果に商品を表示できます。
さらに有料の広告と合わせて、無料リスティングも行うことでさらに売上アップに繋がるため、Shopifyを利用しているなら、誰もが使用すべきアプリとしておすすめできるかもしれません。
▼料金
- 無料
物流アウトソーシングアプリ OPENLOG
商品管理などバックヤード業務の効率化を測りたい方はOPENLOGIの使用がおすすめです。
OPENLOGIと連携している倉庫に荷物を保管し、注文が入るごとに発送まで自動で行ってくれるシステムです。
商品の取り扱い数が多い方や人件費を抑えたい方におすすめです。
▼機能
- 配送作業の自動化
- 海外配送にも対応
- 「ブランド独自の段ボール利用」「冷凍・冷蔵品」「流通加工」など幅広い物流ニーズに対応
▼料金
- 配送料、入庫量、保管量のみ。(システム構築費、システム利用料は一切かからない)
- 保管料は1日あたり1点0,2円〜、配送は1個口370円〜
ドロップシッピングを始める
ドロップシッピングとは在庫がなくても、簡単にネットショップ運営を行える手法です。
商品は提携しているメーカーや卸売業者のサイトから販売する商品を選択し、サイト運営をしていきます。
商品が売れたらメーカーや卸売業者が購入者に発送するため、ECサイトの運営やブランディングやマーケティング業務のみで、配送作業の手間を省くことができます。
販売する商品は自由に選択できるため、自分が販売したい・興味がある商品を選ぶと、販売戦略やサイトデザイン設計などのイメージが湧きやすく、楽しみながら始めることができるでしょう。
また初期費用やランニングコストを少額に抑えます。
費用・配送関連などのリスクを抑えて運営できるため、いきなりショップ開設に不安を持つ人や小規模サイトの運営を予定している人には、まずはドロップシッピングから始めることがおすすめです。
Shopify トップセラー(ドロップシッピングサイト)
Shopifyでドップシッピングを検討している方はTopSeller(トップセラー)がおすすめです。
トップセラーは日本で最大手のドロップシッピングサイトで、取扱い商材が25万点以上揃います。
他社と商材が被りにくいことが特徴で、競争が激しくなるリスクが少ないです。
また在庫に関するリスクもなく、廃棄による収益悪化や追加の人件費・在庫維持費の発生がないためサイト運営に集中できます。
▼料金
- お試しプランでは0円から、5商品まで自由に選択可能
- 料金は2つのコースから選択し、その後商品の取扱い点数ごとに決定していく
ECサイト運営の相談や制作依頼を検討している人は制作代行会社に
自社ECサイトの売れない原因や課題が見つかっても、それでもなお運営に心配な方・初めて運営する方・サイトリニューアルを検討している方は、Shopifyに精通したスタッフがいる制作代行会社に相談しましょう。
TalenTokではIT導入補助金支援業者としてECサイト制作代行をし、さらに併走してSNSプロモーションサービスをしています。