InstagramやTwitter、YouTubeなどさまざまなSNSの投稿上で「#〇〇」というハッシュタグを見かけることが多いと思います。
「なんで必要なの?」「どれくらいつけるべき?」と感じる人も多いのではないでしょうか。
ハッシュタグの重要性を理解するともっと有効的にハッシュタグを活用することができます。
一緒にハッシュタグへの理解を深めていきましょう
目次
ハッシュタグとは?機能と使い方をわかりやすく解説
ハッシュタグとは「#マーク+キーワード」でできたタグのことです。
SNSで何か投稿する際に、投稿に関するキーワードなどを#マークの後につけ投稿します。
このハッシュタグは2007年8月、関連するツイートをグループ化することを目的として、ChrisMessina氏によって誕生しました。
ハッシュタグがあることで、同じ趣味や興味関心を持っている人たちに投稿を見てもらうことができ情報を共有することができます。
ハッシュタグの使い方
例えば、原宿にあるカフェに行きそのカフェの投稿をする際に「#原宿カフェ」「#カフェ巡り」など関連するキーワードと一緒に投稿することで原宿でカフェを利用したい人やカフェ巡りが好きな人に見てもらうことができます。
また、自分自身が興味のあることや知りたいことも関連するキーワードでハッシュタグ検索することで、さまざまな情報と巡り合うことができます。
このような仕組みのハッシュタグは現在SNSマーケティングにおいても目にする機会がとても多いです。
そんなハッシュタグの効果やつけ方などをご紹介していきます。
ハッシュタグを設定する3つのメリット
ハッシュタグを使用することで以下のようなメリットがあります。
- フォロワー外にまで投稿を拡散できる
- キャンペーンなどの参加率向上が見込める
- ハッシュタグは調べる側になった際や企業にとっても便利な機能
フォロワー外にまで投稿を拡散できる
投稿に関連したハッシュタグを付随して投稿するだけで、フォロワー以外でなおかつそのハッシュタグに興味や関心のあるユーザーの元へ投稿を拡散することができます。
もともと投稿内容に興味や関心のあるユーザーに届くため、リーチされやすい、フォローしてくれるといった効果も期待できます。
キャンペーンなどの参加率向上が見込める
SNS上でのキャンペーンでもハッシュタグの活用は増えてきています。
理由の1つとしてあげられるのが、手軽に参加できるという点です。
これまでユーザー登録などの手間のかかる参加条件に比べ、指定されたハッシュタグをつけて投稿するだけで応募が完了するといったようにとても手軽に参加できるようになりました。
この手軽さからユーザー側からは参加するためのハードルが下がり、参加率も増えたと考えられます。ハッシュタグを活用するだけで拡散されると同時に、参加率向上も見込めるのはとても魅力的ですね。
ハッシュタグは調べる側になった際にや企業にとっても便利な機能
ハッシュタグは自分が調べる側になった際にもとても便利なものです。
例えばリップの情報を知りたい際に、「#リップ」で検索をかけるともちろんリップに関する投稿がピックアップされます。そのため、一般ユーザーは知りたい情報、見たい投稿だけを効率的に探すことができます。
また、企業でマーケティングを行っている人はリップを求めているユーザーにはどんなひとがいるのか、どんな投稿が伸びているのかなど競合の投稿や一般ユーザーの投稿からデータを分析することが可能です。
知りたい情報を効率的に探せることや自身が発信する際の参考にもできるため、ハッシュタグの利用は検索側からも有効的と言えます。
ハッシュタグの付け方
ハッシュタグの付け方は簡単で、投稿する際にキャプションの欄に「#〇〇」と書いて投稿するだけで完了です。
複数のハッシュタグをつける場合は、間に半角スペースを入れるか改行するようにしてください。
Instagramのストーリーズにハッシュタグをつける際も通常投稿同様、テキストを入力する前に「#」マークを付けるだけでハッシュタグの完成です。
また、ハッシュタグにはスペースや句読点を含めることはできず、これらを含めると正常に機能しなくなります。
例えば「#〇〇&▲▲」のようにハッシュタグを設定した場合、「&」の前までしかハッシュタグとして機能しないため、注意しましょう。
人気SNSのハッシュタグ事情
良くハッシュタグが使用されるSNSにおいて、それぞれのハッシュタグ事情を紹介します!
今回紹介するのは以下のSNSです。
- YouTube
ハッシュタグのイメージが強いSNSはInstagramという方も多いと思います。
ストーリーには最大10個、投稿には最大30個のハッシュタグを含めることが可能です。
SNSの中でも多くの数のハッシュタグが設定可能なのはInstagramの魅力の1つです。
また、ブランドプロフィールにもハッシュタグの使用が可能です。
ハッシュタグ誕生の場であるTwitter。
Instagramほど多くのハッシュタグを使用することはあまり見かけず、1~2個が適切です。
ハッシュタグの数に制限はありませんが、Twitter公式でもハッシュタグ数は2つまでと推奨されているため、あまり多すぎないように心がけましょう。
YouTube
YouTubeでのハッシュタグはタイトル上部と説明欄に表示され、説明欄でハッシュタグを入力すると最初の3個がタイトル上部に表示される仕組みとなっています。
特に1つ目のキーワードは、その動画のメインキーワードと認識されるため重要な順番でハッシュタグを設定するようにしましょう。
また、YouTubeでは15以上のハッシュタグはスパム認定されてしまう可能性があるため、3~5個程度の適切な数が良いでしょう。
ハッシュタグ活用事例
それでは実際にハッシュタグをうまく活用している事例を紹介します。
- 北欧、暮らしの道具店【海外ターゲットからのリーチ獲得】
- ローソン【ハッシュタグを活用したキャンペーンの実施】
北欧、暮らしの道具店【海外ターゲットからのリーチ獲得】
北欧デザインの生活雑貨などを取り扱っているショップのアカウントです。
多くの関連ハッシュタグは日本語だけではなく英語のハッシュタグも活用しており、国内のみならず海外まで幅広くリーチしてもらう工夫ができています。
ローソン【ハッシュタグを活用したキャンペーンの実施】
ローソンでは「#マチカフェコーヒーが新化」という指定ハッシュタグを付けるだけで簡単に参加できるインスタントウィンキャンペーンを実施。
手軽にキャンペーンに参加でき、マチカフェホットコーヒー(S)またはアイスコーヒー(S)のいずれか1杯の無料券が抽選で当たるという内容です。
開始6時間時点でリツイート数1650、いいね数2145件と良い数値で、うまくハッシュタグを活用できたと言えます。
ハッシュタグ活用時の注意点
ハッシュタグを活用しているときは以下のような点に注意しましょう。
- ハッシュタグはシャープではなくナンバー
- ハッシュタグの数に注意する
ハッシュタグをつける際によく間違われるのがシャープ記号です。
ほぼ見た目が同じことから使用してしまいがちですが、ハッシュタグとして認識されないので気を付けましょう。
また、SNSによって適切なハッシュタグの数は違く、スパムされる可能性もあるためあらかじめチェックしておきましょう。
多く付ける場合は広告感や宣伝色が強くなることもあるため工夫が必要かもしれません。
まとめ
この記事では、ハッシュタグの効果や実際の使用方法などについて紹介・解説してきました。
SNSを運用していくうえで、ハッシュタグの活用はとても効果的ですので、この記事を参考にぜひハッシュタグを活用してみてください。