「最近競合がSNSプロモーションしているのをよく見る」
「プロモーションに力を入れたいけど、TikTokを利用したほうがいいの?」
10代や20代を中心とした若年層に支持されているTikTokですが、プロモーションにあたり配信するべきか迷っているという方も多いかもしれません。
この記事では、TikTokをビジネスで活用するメリットや直近のプロモーション事例を紹介します。
目次
TikTokとは?
スマホ向けのショートムービープラットフォームであるTikTok。サービス開始当初は15秒の動画投稿しかできませんでしたが、60秒、3分、10分と投稿可能な動画の時間を延長しており、ユーザー数の増加に伴い、コンテンツ提供の幅も広がっています。
自社の公式アカウント運用、インフルエンサーを起用したPRや広告用の動画コンテンツをフィードに流して再生回数を増やすインフィード広告、ユーザー参加型広告のハッシュタグチャレンジなど、予算や目的に応じてさまざまな企業がビジネス目的で利用しているSNSです。
TikTok For Businessとは?広告の種類と費用
TikTokの利用を検討するにあたり「TikTok For Businessって何?」と疑問に感じたことがあるかたも多いのではないでしょうか?
TikTok For BusinessはTikTokが提供する広告プラットフォームです。広告メニューには以下の3種類の配信方法があります。

上記表の通り、起動時に表示される広告やユーザー参加型形式のハッシュタグチャレンジ、おすすめ動画としてフィードに表示される広告などがあります。
起動画面広告はTikTokのアプリ起動時に表示される広告のことを言います。起動時に表示されるため、ユーザーの目に留まりやすいのが特徴です。
ハッシュタグチャレンジ広告は、ユーザーが企業の用意したハッシュタグを使用し、動画を作成・配信するというユーザー参加型の広告です。ユーザー参加型のため、広告感が少ないコンテンツが増えやすい点は魅力と言えるでしょう。
インフィード広告は、「おすすめ」ページで表示される5~15秒の動画広告のことです。通常投稿と同じ形式で広告配信されるため、アプリ起動画面広告と比較すると広告感を薄めやすいと言えるかもしれません。
このように広告の種類によって、特徴や費用感は異なりますので、予算や目的にあわせて広告を選べるのは有難いですね。
TikTokをビジネス利用するメリット
TikTokは他のSNSに比べて10~20代の利用者数が多く、興味関心に基づいて動画が自動で再生される仕組みのため潜在層へのリーチが見込みやすいと言われています。
ここではビジネスにおいてTikTokを活用するメリットをご紹介します。

潜在層にリーチしやすい動画配信アルゴリズム
TikTokは視聴者の興味関心に基づき動画が自動で再生される仕組みとなっています。検索せずに動画が流れてくるため、まだ商品に関して検索するほど興味関心を持っていない潜在層にアプローチしやすいです。
YouTubeやInstagramとは異なり、「あなたへのおすすめ動画」として次々と動画が再生されるため、能動的に検索しない潜在層へのリーチが見込める点は他のSNSとの大きな違いと言えるでしょう。
広告媒体として成熟しつつある
月間利用者数は1,700万人と言われており、プラットフォームとしても成熟してきています。海外ではすでにYouTubeのコンテンツ視聴時間を上回っており、広告出稿することで数多くのユーザーとの接点を期待できるでしょう。
広告動画を簡単に作成できる
配信の仕組み以外に、動画制作を手軽にできる点もTikTokの魅力の一つと言えます。商品楽曲ライブラリーから好きな楽曲を選択し、動画や複数枚の画像、テキストを組み合わせれば手軽に動画を制作可能です。
そのため、YouTubeなどと比較すると動画編集スキルがない人でも動画投稿を始めやすいのはメリットと言えるでしょう。
TikTokビジネスの活用事例
それでは実際に企業がどのようにTikTokを活用しているのかご紹介していきます。
dely株式会社 レシピ動画サービス「クラシル」
フォロワー数:約25万人 / いいね総数:約3400万いいね (2022年3月)
コアターゲットである10代後半から20代前半のリーチを拡大するため、1年間の中で利用ユーザーが最も増えるバレンタインの時期を狙いプロモーションを実施。
その結果、バレンタイン時期に向けた広告を通して、コアターゲットからの動画需要が増え、前年比約130%のインストール増加につながりました。
また、インストール数につながったもうひとつの理由として、TikTokは検索せずとも「あなたへのおすすめ」としてコンテンツが流れてくるため、「検索するほど興味はないけれど、見たら興味出てくる層(=潜在層)」にアプローチが可能です。今回はそういった潜在層からのインストール数が増えたと考えられます。
全身脱毛サロン「キレイモ」
フォロワー数:約3万人 / いいね総数:約100万いいね (2022年3月)
一般的に脱毛サロンは20代~30代の利用が多い傾向にあります。
そこでキレイモは若年層からもリーチのされやすいTikTokの活用を決め、いいね数で割引を決めるという「#キレイモいいね割チャレンジ」というハッシュタグチャレンジ広告を実施しました。多くのエントリーが生まれ、最終的な参加者は8万人にまで到達しました。
多くのエントリーが生まれた理由としては、TikTokは他のSNSと比べて拡散性が高いため、フォロワー数に関わらず再生数が増える(=いいね数も増える)可能性があります。
そのため、フォロワー数の少ない一般のユーザーも「良いコンテンツができればもしかしたらばずるかも!」と感じ、結果的に多くの投稿が生まれたと考えられます。
ドミノピザ
フォロワー数:約32万人 / いいね総数:約760万いいね (2022年3月)
ドミノピザはTikTokで人気のインフルエンサーを起用することにより、親近感のある動画作成をしました。
インフルエンサー自身が普段の動画スタイルでPRすることで、広告感が少なくなり、ユーザーが普段の動画を視聴する感覚でPR動画を楽しめることができます。
このようなPR動画を作成した結果、完全視聴率、つまり最後まで動画を視聴するユーザーが235%と莫大に増加しました。
メンズスキンケア BULKHOMME
フォロワー数:275人 / いいね総数:5849いいね (2021年11月)
バルクオムでは、企業アカウントで広告動画の配信を行うのではなく、エガちゃんなどの人気インフルエンサーに実際に利用してもらい、使用感などを詳細にユーザーに伝えてもらうという方法で商品をPRしています。
InstagramやYouTubeでわざわざメンズスキンケアについて調べる男性はほぼいないため、アプローチが難しいですが、TikTokは無作為にユーザーに動画を配信できるので、潜在層へのアプローチが可能です。
そのため、TikTokでの広告配信が新規顧客獲得につながったと考えられます。
また、新規顧客獲得につながったもう一つの理由としては「アンケートにこたえるだけで無料サンプルがもらえる」という内容を製品の画像と一緒に伝えることで、製品を試してくれる人が増え、そこから新規顧客獲得、さらに購買数の増加にもつながりました。
TikTokビジネス・企業アカウントの作り方
TikTokビジネスアカウントの切り替え方法を6つのステップでご紹介します。
0.アカウントを作っていない場合はアカウント作成から
1.マイページを開き、右上の「三」をタップする

2.「設定とプライバシー」をタップ

3.「アカウント」をタップ

4.「ビジネスアカウントに切り替える」をタップ

5.メールアドレスを入力(スキップ可能)

6.自己紹介を追加(スキップ可能)

TikTokのコンテンツを広告出稿する際の流れ
有名なインフルエンサーと制作したコンテンツの再生回数を伸ばすために、「広告出稿したい」という方もいるかもしれません。
ここではTikTok For Businessから広告出稿する際の流れや注意点を紹介します。
【広告出稿の流れ】
- 広告アカウント開設
- クリエイティブ作成
- キャンペーン作成
- 広告セットの設定
- クリエイティブの設定
- 支払い情報の登録
- 審査
- 広告配信開始

このように広告配信するコンテンツを作成したうえで、審査に通れば広告出稿可能となっています。
続いては、広告出稿する際の注意点をご紹介します。
広告出稿の出来ない業種がある
以下の業種はTikTokでの広告出稿ができないので、自分の企業が当てはまっていないか事前に確認しておきましょう。
- ギャンブル
- 風俗
- アルコール・たばこ
- ライブ配信アプリ
- SNSアプリ
- 出会い系
- 動画撮影アプリ
- アダルト関連の出版物
- 医療機構(整形外科など)
- 医療機器
- サプリメント
- ゲーム
- 金融
- 音楽アプリなどを宣伝するコンテンツ
広告出稿前の審査期間や審査落ちで意図したタイミングで配信できない可能性も
投稿を広告配信する場合、入稿の審査に落ちると配信できなくなります。
広告配信予定日ぎりぎりに審査を受け、落ちてしまうと広告動画の配信が間に合わなくなる可能性があるので、動画作成段階でクリエイティブを仮入稿して、審査を先に通しておきましょう。
TikTokをビジネス活用することを検討している方は、運用代行会社に依頼する方法も
運用代行会社とは、TikTok運用に熟知した専門家がクライアントのアカウントを代わりに運用したり、フォロワーの伸ばし方や商品やサービスの認知拡大するための方法などをアドバイスしてくれます。
豊富なノウハウを持ったプロによるアカウント運営を進めるため、早く、高い効果を感じられたりリスクに備えた対応をしてくれます。
運用代行会社を3社ご紹介いたします。
- iHack
- Media Aid
- Star Creation
TalenTokはTikTok運用だけでなくマーケティング施策全般をサポート

TalenTokは株式会社iHackが運営するマーケティングコンサルタント会社で、TikTok運用に限らずインフルエンサーマーケティングや販売促進まで幅広くサポートしてくれます。
▼iHackの特徴
- 自社化粧品ブランドの販売やマーケティング実績を生かしたコンサルティングができる
- TikTok運用に限らず、課題に合わせてインフルエンサーマーケティングや店頭配荷のアドバイスなども可能
TalenTokでは、化粧品・コスメ会社を中心に50社以上の実績があり、TikTokを含むSNS運用ノウハウも豊富です。認知拡大から販売促進まで、目的に合わせたサポートが可能です。
またSUORUMというプライベートブランドを販売しており、TikTok運用だけでなくインフルエンサーマーケティングや店頭配荷の調整まで精通しています。SNS運用は費用対効果が見えづらいという特徴がありますが、iHackならマーケティング施策をトータルでサポート・アドバイスをしてくれるでしょう。
メディアエイド(Media Aid)は集客だけでなくリクルートも可能

メディアエイドはSNSのアカウント運用代行を中心に行なっています。
▼特徴
- 120社以上のアカウント運用に携わっており、集客や認知だけでなくリクルートにも貢献実績あり
- 代表自身が「りょた」という31万フォロワーのチャンネルを運用しており、ディレクターも全員5万人フォロワー以上と実績のあるメンバーが勢ぞろい
120社以上のTiKTokアカウント運用に携わり、月1,000本以上の台本を作成しているためバズるための膨大なデータを蓄積。データをもとに、確度の高い動画作成につなげられます。
また代表はもちろん、ディレクター全員が自身のアカウントを保有しており、フォロワーを増やす実績を持っているため、TikTokのアルゴリズムを最前線で研究したノウハウを提供してもらえます。
プランは台本や動画制作のコンサルプランと、企画から分析までを一気通貫で依頼する完全運用代行プランの2つがあるため、予算に合わせて相談、決定するとよいでしょう。
Star Creation(スタークリエイション)は有名クリエイターが多数在籍

Star CreationはTikTokを中心に様々なジャンルのクリエイターが所属する事務所・プロダクション型のTikTok運用代行会社です。(株式会社スターミュージック・エンタテイメント運営)
▼特徴
- TikTokを中心にショートムービープラットフォームで活躍するクリエイター1,000名超をマネジメント(総フォロワー数は3億人以上、修一郎や益若つばさ、ゆうちゃみなど有名クリエイター多数)
- 豊富な実績を生かしてショートムービープラットフォームを活用したコンテンツ制作やマーケティングソリューションを提供
TikTokサービス開始直後からByteDance社と連携して数々のプロモーションに携わっており、スタッフ全員が深い専門知識を持っています。そのため案件の性質に合わせて適切な企画の立案、インフルエンサーのキャスティング投稿制作サポート提供が可能です。オリジナル音源や振付制作までを行い、独自性あるクリエイティブを生み出すことにつなげられるでしょう。
数々の有名なインフルエンサーが所属しているstar creationでは、自社ブランドと影響力の強いクリエイターをキャスティングし、親和性の高いクリエイティブの制作が可能。クリエイターを交えたミーティングも実施でき、自社とクリエイターの投稿イメージに齟齬なくコンテンツ制作ができます。
まとめ
ここでは、TikTok For Businessについてまとめました。
実際の活用事例も紹介しているので、TikTokでビジネスを運用するか悩んでいる方は是非参考にしてみてください。