インフルエンサーの特性に合わせたPR投稿で小規模でも大きな効果を

インフルエンサーの特性に合わせたPR投稿で小規模でも大きな効果を

今回はTikTokのトライアル施策でお取り組みさせていただいた、コティジャパン合同会社様の取組み事例を紹介させていただきます。

本施策ではリンメルのワンダーキューブアイシャドウで、TikTokプロモーションを実施し、数少ない投稿でTikTok売れを実現しました。

今回は施策のこだわりポイントや今後の展望について、マーケティング部のご担当者様にお話を聞かせていただきました。

今回実施した施策・マイクロTikToker5名によるPR投稿施策

1.失敗できない新商品のプロモーション

ーー 最初に弊社のプロモーション支援でお声かけいただいた経緯を教えてください。

iHackさんとはじめてお話したのは3月末頃で、ちょうど5月末に新発売を控えているアイシャドウのプロモーション準備をしているタイミングでした。

自社ブランドの実績などの話も踏まえてTikTokの魅力をお聞きしましたが、まだ試したことがない媒体でのご提案かつ、新商品のプロモーションということもあり積極的には踏み込めずにいたんです。

ーー 新商品のプロモーションとなると特に失敗できないですよね・・・

そうなんです。お話を聞いて面白そうな媒体だと思ったのですが、すでにSNSプロモーションについては施策内容を決め終わっていたということもあり...

打ち合わせのタイミングで追加で施策を用意するのは、正直難しいところもありました。担当者様に事情も踏まえて説明したところ、今回特別にトライアルプランという形で施策をご準備してくださり、今回のお取り組みに繋がりました。

商品の魅力が適切に伝わるようインフルエンサーを吟味

ーー トライアルプランを進めていく中でどのようなポイントを意識したのでしょうか?

投稿数が5件とかなり限られていたので、インフルエンサーの質や商品とのマッチ度合いはかなり大切にしたポイントです。

もらったインフルエンサーリストを確認した上で、インフルエンサーの方の普段のメイクやコーディネートに合いそうな色味の商品をいくつか発送して投稿を作ってもらいました。

ーー 実際に意識してみた結果はどうだったのでしょうか?

フォロワー数3万人以内のマイクロインフルエンサー中心でしたが5投稿で30万再生を記録できて、再生数に関しては期待以上の結果を得られました。

また、再生数が伸びた期間は店頭商品の動きも良く、インフルエンサーが紹介してくれたカラーも販売数が伸びていたので、トライアルとしては十分な効果でした。

また、投稿が伸びた方は商品の色味紹介だけでなく、洋服もアイシャドウの色に合わせてコーディネートしてくれたり、そうした細かい一貫性も高い再生数に繋がったのかなと思います。

販促だけでなく、小売店開拓も視野に入れたSNSプロモーション

ーー 最後に今後のSNSプロモーションの展望をお聞かせください。

今回のSNS施策は店頭営業の資料などにも活用できたので、販売促進以外にもSNSを活用してみたいですね。

認知拡大を広げて販売数を伸ばすことはもちろんですが、小売店様に覚えていただくための取組みとしても、SNSを活用できるのではないかと可能性を感じられる施策でした。

ーー なるほど。店頭のサイネージでインフルエンサーの動画が流れているのもよく目にしますね。

そうですね。サイネージ展開など、店頭での演出もそうですが、社内で他部署とも連携してもっともっとSNSをうまく活用しながらブランドの認知拡大や販売促進をできればなと思います。

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