シーディングマーケティングとは?意味や効果、ギフティングとの違いを解説!

「シーディングとは??」
「ギフティングと何が違うの?」

シーディング(seeding)とは、口コミの発生・拡散を目的とするプロモーション施策全般を指し、インフルエンサーに商品紹介を依頼するギフティングとほぼ同じ意味合いで使われています。

従来のプロモーションとは異なり、体験者のリアルな感想(口コミ)が拡散されるため、押し売りではなく自然なかたちで認知拡大を得ることができます。

この記事では、TalenTokの事例をもとに、シーディングの意味や効果、実施方法について解説していきます。

\シーディング事例集のポイント/
  • 認知拡大・販売促進など様々な目的の事例を紹介
  • 施策内容だけでなく、具体的な効果やポイントも解説

シーディングとは口コミの発生・拡散を目的としたマーケティング施策のこと

シーディング(seeding)とは、口コミの発生・拡散を目的とするプロモーション施策全般を指します。
具体的には影響力の高いWebサイトで記事を作成してもらったり、インスタグラマーやTikTokerなどのインフルエンサーに商品やサンプルを提供して商品を紹介してもらったりします。

シーディングは英語でseeding(種まき)という意味で、「口コミになる種」をまき続けることで商品購買につなげようという意味合いで使われています。

昨今、企業からのプロモーションを押し売りであるととらえて嫌う人も多い一方で、インフルエンサーの発信を含むSNSの口コミは重要視される傾向が強くなっています。

シーディングとギフティングの違いは?

ギフティングはシーディングの施策の1つで、意味合いはほぼ同じだととらえて問題ありません。

ギフティングとは、インスタグラマーやYoutuber、TikTokerなどのインフルエンサーに対して自社商品やサンプルを提供し、商品を紹介してもらうマーケティング施策です。

シーディングは口コミの拡散を目的とした施策全般を指すため、SNS上の口コミ拡散を目的にしたギフティングはその中の一つであるという考え方です。

ギフティングについては下記の記事で詳しく解説しています。
ギフティングとは?インフルエンサーマーケティングにおける意味と実施方法

シーディングが生まれた背景は企業発信のプロモーションの限界が来たため

シーディングが誕生した背景には、消費者の2つの価値観の変化によるものがあります。

まず消費者が「機能的価値」を求めるようになったことです。

ミレニアム世代(1981~1990年)とZ世代(1990~2012年)がSNS上の情報が真偽かどうかを見極める能力が高くなったことで、本当に効果のある商品を見抜く審美眼が高くなり、商品の機能性を求めるようになりました。

2つ目に企業発信のプロモーションの効果が薄れ、SNS上の口コミの重要性が増したことです。

以前までは、テレビCMやマスメディアを利用して企業側から一方的にプロモーションをして認知拡大や購買意欲の向上を狙うことが一般的でした。しかしSNSが発達し、利用者の口コミに簡単にアクセスできるようになった結果、押し売り感のある広告が忌み嫌われるようになったのです。

特にSNS上での口コミを重視する傾向が強まってきており、自身と趣味嗜好が似ている、もしくは憧れのあるインフルエンサーが発信する情報の信頼感が高まっています。

そうした時代背景から、口コミの拡散を目的とするシーディングの重要度も上がったのです。

シーディングを実施するメリット

シーディングによるメリットは以下の2点です。

  • 広告予算を抑えられる
  • PR感を少なく投稿できる

広告予算を抑えられる

シーディングはインフルエンサーへ商品を提供するのみ(※)で、広告を出稿するよりも大幅にコストを削減しながらプロモーションが可能です。

※施策によっては報酬を支払う場合あり

広告を出稿した場合は媒体や出向先によって広告費用が異なります。若者の利用率が高く、PRも多く行われているTikTokでは最低42万円程度かかりますが、シーディングでは商品、インフルエンサーへの報酬額(有償施策の場合のみ)、配送費のみで運用できるため、最低5万円程度(※)から実施できるでしょう。

※ 例)1,500円(商品価格)×10人(インフルエンサー起用人数)×300円(配送料)の場合

またフォロワー数が多く、良質なコンテンツを投稿してくれるインフルエンサーに依頼できれば、大きな売り上げにつなげられる可能性もあります。

参照 TikTok広告とは?種類別の費用と効果、広告の出し方を徹底解説

PR感を少なく、信頼度が高い投稿できる

2つ目はPR感を少なくし、信頼度が高い発信ができることです。

インフルエンサーは1消費者として使用感や効果について、本人の意思に基づいたリアルな情報を発信してくれるため、信頼度が高く、広告感を感じにくい投稿をすることができます。

従来のSNSプロモーションであれば、企業やブランドのアカウントで都合の良い情報のみが発信されることが多く、その結果広告を嫌うユーザーが3割以上いるという結果があります。

引用元 広告のイメージ<各メディア利用者ベース>

しかし商品の「質」を重視するようになった今、体験者(=インフルエンサー)による発信は貴重な情報を得られるため、シーディンングはリアルな情報を広告感を少なくしながら、ユーザーに刺さりやすい投稿が可能です。

シーディングの開始方法

シーディングは下記の手順で実施可能です。

  1. インフルエンサーの選定
  2. インフルエンサーに依頼文作成・送信
  3. 商品の提供
  4. 商品レビューを投稿してもらう

1.インフルエンサーの選定

まず自社の商品やブランドとの親和性が高いインフルエンサーを選定します。

ただ、フォロワー数やインフルエンサーの雰囲気だけで選定してしまうと想像通りの効果が出ない場合があります。

そのため選定する際は以下の項目にも注目する必要があります。

  • 一定以上のフォロワー数がいるか
    設定したリーチ数を達成するため、逆算して必要フォロワー数を決定
  • 自社商品やブランドにマッチしているか
    化粧品PRの場合は化粧品PR投稿があるかもチェック
  • 直近の投稿のエンゲージメントを見る
    「いいね数、再生数、投稿数、インフルエンサー選定」を施策目標の達成から逆算して、選定条件を決定しておく。
  • 普段の投稿内容を確認
    シーディング施策では、いかに商品情報を丁寧に発信しているかが大切であるためキャプチャ内容や編集が丁寧に行われているかどうかに注目

 2.インフルエンサーに依頼文作成・送信

インフルエンサーの選定が完了したら、依頼文を作成し、完了後は複数人に誤字などのチェックしてもらい順次送信していきます。

各媒体に送信の制限があるため、送信前に確認しておく必要があります。

例えば、Instagramからだと1日に送信できる数に制限があることやTwitterでは、2023年6月頃から相互フォローしているユーザーのみしか送信できなくなりました。

(「Twitter Blue」という有料プランに加入することで、DM送信が可能になります。)

依頼時の送信内容は以下になり、長々せずに簡潔に伝えることが大切です。

  • 自社の紹介、あいさつ
  • 依頼理由
  • 商品紹介
  • 投稿内容(紹介して欲しい商品情報など)
  • 投稿先(投稿媒体)
  • 報酬(無償の場合は「商品のご提供のみ」、有償の場合は「商品と報酬額を記載」
  • 希望ハッシュタグ「#PR、#商品名など」
  • 投稿期限

インフルエンサーへの依頼方法や依頼時の注意点についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

商品の提供

承諾してくれたインフルエンサーの住所を聞き、商品を発送します。

個人情報が漏洩しないよう、取り扱いには細心の注意を払うようにしましょう。DMでやりとりすると、アカウントを乗っ取られた際にやりとりしたインフルエンサー全員分の個人情報が漏洩する可能性があります。

アンケートフォームなど他の方法で管理したり、セキュリティソフトの導入や更新、個人情報ページにPWの付与や閲覧権限の設定などの対策をしましょう。

商品レビューの投稿をしてもらう

いよいよインフルエンサーに商品レビューを投稿してもらいます。

投稿後はインフルエンサーには丁重にお礼をすることを忘れずに、今後の依頼にも引き受けてもらえるように良い関係性を築けるようなコミュニケーションを取りましょう。

シーディング施策事例とその効果

シーディング施策事例と効果を業界ごとに解説します。。

アパレル業界のシーディング施策(ユニクロ)

UNIQLOは様々なインフルエンサーを活用して、マーケティング施策を推進しています。

上記は元アパレル店員のmau.さんが全身UNIQLOコーデをInstagramリール動画で披露。
動画は25万回再生を超え、「ワントーンコーデ最高」「ホワイトコーデきたくなった」など販売を促すようなコメントも多数寄せられていました。

かっこいい・かわいいだけでなく、実際のコーディネートで参考になりそうな発信が注目を集めることにつながっています。

飲食・グルメ業界のシーディング施策(味韓)

神楽坂にある韓国料理店「味韓」はりょうくんグルメさんとコラボし、PR投稿として長さ51cmの和牛ローストビーフ風ユッケ寿司を紹介しました。

12,000いいねが付いたことに加えて、1,400を超えるリツイートを獲得し、インフルエンサーのフォロワー以外への拡散にも成功しました。

シーディングを検討するならTalenTok

TalenTokではシーディング、その他インフルエンサーマーケティングの運用実績が多数あります。

特に化粧品・コスメジャンルの業界に強く、販売促進までを考慮したプロモーションを徹底しています。

シーディングや販売促進までのSNSプロモーションの実施などを検討している方は無料でオンライン相談が可能です。

まとめ

この記事では、シーディングの概要やシーディングで使用される主な4つのSNSについて詳しく紹介しました。

以下のギフティングの記事では、シーディング実施時にも役立つ「投稿後の施策効果測定の方法や実施する際の注意点」が記載されていますので、ぜひご参照ください。

ギフティングとは?インフルエンサーマーケティングにおける意味と実施方法

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