インフルエンサーマーケティングの成功事例|業界・SNS別にポイントを徹底解説

インフルエンサーマーケティングの成功事例|業界・SNS別にポイントを徹底解説

「インフルエンサー施策って売上に繋がるの?」
「同業のインフルエンサーマーケティング成功事例を知りたい」
SNS上で発信力を持つインフルエンサーの登場に伴い、ニーズが高まってきています。施策を検討中で、上手くいった事例をみたいという担当者も多いのではないでしょうか。

この記事では、業界やSNS媒体などさまざまな切り口でインフルエンサーマーケティングの成功事例を紹介しますので施策検討の参考にしてみてください。

\ 事例を分析して分かった /
インフルエンサーマーケティング成功のポイント

・施策目的に合ったSNS媒体を選定する
・施策目的から逆算して施策内容や企画を設計する

インフルエンサーを起用したマーケティング施策にもさまざまな手法があります。

例えば、認知拡大を狙う場合でも、フォロワー数の多いパワーインフルエンサーに投稿してもらうケースとマイクロインフルエンサーに多くの投稿を上げてもらう施策もあります。

それぞれの施策が消費者に与える効果も変わってくると思いますので、なんとなく知ってる人に依頼するのではなく目的に合わせた施策を選択しましょう。

【業界別】インフルエンサーマーケティングの成功事例

まず最初に、業界別のインフルエンサーマーケティング成功事例をご紹介します。業界ごとに商品紹介で伝えてもらえるポイントに違いがあるので、参考にしてみてください。

  • 美容・化粧品業界のインフルエンサーマーケティングの成功事例
  • 食品業界のインフルエンサーマーケティング成功事例
  • 旅行・観光業界のインフルエンサーマーケティングの成功事例
  • 地方自治体のインフルエンサーマーケティングの成功事例
インフルエンサーマーケティングに効果はある?

施策を打つにあたり費用対効果をイメージできないという方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、インフルエンサーマーケティングは売上アップは期待できると言えます。実際に、弊社の自社ブランド「SUORUM」で実施したインフルエンサーマーケティング施策では、前月比2倍の売上を記録するなど売上に繋がったケースもありました。

美容・化粧品業界のインフルエンサーマーケティングの成功事例

化粧品会社がインフルエンサーマーケティングを実施するメリットは、商品の特徴や使用感を伝えられる点です。

店舗でテスターを使ってみて、化粧品のEC化率は6%となっており購入を意思決定する人も大勢います。メイクをする過程で商品を使ってもらい、実際に使っている様子や商品の特徴を紹介してもらうことで、実際の使用感を伝えられる点は魅力的ですね。

美容・化粧品業界がインフルエンサーマーケティングを実施するメリット

・商品の認知拡大だけでなく、リテール営業などにも活用できる
・店頭での競合差別化などにインフルエンサーの投稿を活用することもできる

カップルの日常に化粧の魅力を溶け込ませたTikTokのマーケティング事例|SUORUM

リセとルイスとSUORUMのコラボ動画

ジェンダーレスコスメブランドのSUORUMで「SUORUM10secアイブロウパウダー」の発売に伴い、TikTokでのインフルエンサーマーケティング施策を実施しました。

毎月実施していたマイクロインフルエンサーによるギフティング施策に加えて、2021年11月末にパワー系インフルエンサーを起用したプロモーションを実施しました。

動画内容

寝ているルイスさんに化粧をしてそのまま外出し、洋服を買っている最中にルイスさんが化粧に気づくというこちらの動画はカップルの普段のやりとりの延長で男性が化粧をする魅力を伝えています。

こちらの動画は結果として再生数は250万回を記録して、認知拡大に成功した事例です。マイクロギフティングと併用したことで、売上も前月比で大きく改善に成功しました。

化粧品の特徴や使用方法を画像でわかりやすく解説したInstagramのマーケティング事例

美容品の紹介をするもとかのさん。こちらは話題のAPLINのクッションファンデーションを紹介している動画です。3色展開し、色選びに迷っている方にとっては動画から比較しやすい内容になっています。

顔の中心から外に向けて薄く塗ることやパウダーを上から塗ることで崩れにくくなるなど、クッションファンデーションの使用方法を説明し、とても参考になる動画紹介です。

化粧品業界におけるインフルエンサーマーケティングの事例はこちらの記事にもまとまっています。

化粧品業界におけるインフルエンサーマーケティングとは?成功事例やメリットを紹介

食品業界のインフルエンサーマーケティング成功事例

外出自粛に伴い、外食から宅配フードサービスや食品ブランドに、お金を使うようになったという方も多いのではないでしょうか。

完全食のBASEFOODやミツカングループがZENBなど、多くの食品D2Cブランドが2020年から2021年にかけて大きく成長しています。

そんな食品業界におけるインフルエンサーマーケティングを実施するメリットは以下があります。

食品業界におけるインフルエンサーマーケティングのメリット

・インフルエンサーの言葉で商品の魅力や使用感、感想を紹介してもらえる
・店内の様子や商品受け取り時の体験なども投稿内で紹介してくれることがある

アンバサダー企画によるInstagram・Twitterでマーケティング事例|BASE FOOD

こちらの事例は完全食を提供するBASE FOODが実施したアンバサダー企画です。

SNSで友人やフォロワーに広めてもらうためのSNSプロモーション施策を実行しました。アンバサダー企画では合計800件を超える投稿が寄せられており、投稿をみてみると、フォロワーが1万人を超えるインフルエンサーも複数名企画に参加しています。

パワー系のインフルエンサーに依頼する以外にもこうした形で、大勢のインフルエンサーや一般消費者を巻き込む施策もあります。

アンバサダー企画の募集ページはこちら*
(締め切りました)BASE FOOD アンバサダー募集

* 2022年4月に募集は締め切られています。

視聴者の投票をうまく活用したYouTubeのマーケティング事例

こちらの動画ではYouTubeにて、プロテインを販売をしているマイプロテインとのタイアップ動画です。

普段から筋トレ動画を投稿しているSakuraさん。こちらの動画内容は動画投稿前に、Instagramで「マイプロテインで何味がおすすめ?」というアンケートを実施。視聴者の結果をもとに順位形式で、視聴者と一緒に作る動画として紹介していました。

また、実際に試飲してリポートしたり、プロテインを生かしたアレンジレシピを紹介したりと、購入を検討していた視聴者からは嬉しいコメントが多数寄せられています。

食品業界におけるインフルエンサーマーケティングの事例はこちらの記事にもまとまっています。

食品業界におけるインフルエンサーマーケティングとは?成功事例やメリットを紹介

旅行・観光業界のインフルエンサーマーケティングの成功事例

以前は「旅行に行きたい」と思ったら、観光地のサイトや雑誌をみて旅先の情報収集をする方法が一般的でした。

SNS普及に伴い、多くの方がSNSで旅行先探しや旅行先の情報収集をしています。旅行系のインフルエンサーによる宿泊施設や観光施設を紹介する投稿も多くあります。

そんな旅行系の会社がインフルエンサーを実施するメリットには以下があります。

旅行・観光系の企業がインフルエンサーマーケティングを実施するメリット

・旅行先を探している人に比較検討の材料となる情報を提供できる
・綺麗な景色やグルメなどのコンテンツを用意することで認知拡大も期待できる

ファミリー向けに旅行先をイメージできるInstagramマーケティング事例|星野リゾートトマム

星野リゾートはファミリー層向けにInstagramでインフルエンサーマーケティング施策を実施しています。

宮城舞さんを起用して、雪景色や家族で楽しめるアクティビティを写真で紹介しています。雪景色に興味を示すコメントや近隣住民や旅行客による近場の観光スポット情報などがコメント欄で飛び交い、宮城さんのInstagramをみているファミリー層に星野リゾート トマムの魅力が伝わった施策と言えるのではないでしょうか。

お得なパスポートを活用して観光地を紹介するTikTokのマーケティング事例

@neo.travelers このパスお得すぎて怖いぜ。13時から19時の間利用した実質金額は動画の最後! #大阪旅行 #大阪観光 #NEO大阪旅 #旅行するならneoトラベラーズ#kkday旅 #pr ♬ オリジナル楽曲 - NEOトラベラーズ

こちらは「コスパ良く最高の思い出になる旅行を!!」というコンセプトに全国の観光地やグルメを紹介する、neotravelersさん。

動画ではお得なパスポートを利用して、様々な観光地を巡りながら、各観光地で楽しめることを紹介している内容となっています。また、パスポートの販売場所やその日にかかった費用を紹介し、実際の旅行にかかる費用感もイメージできるコンテンツです。

旅行・観光業界におけるインフルエンサーマーケティングとは?成功事例やメリットを紹介

地方自治体のインフルエンサーマーケティングの成功事例

SNSでの旅行先の情報収集が活発になり始めた昨今。地方活性化にあたりインフルエンサーとコラボをする協会や自治体も出てきました。

出身地域の観光大使にインフルエンサーを指名したり、地元の観光スポットやツアーにインフルエンサーを招待して周辺地域の魅力を伝えてもらうなど、さまざまな形でインフルエンサーとのコラボがあります。

地方自治体がインフルエンサーマーケティングを実施するメリット

・地域の魅力や土地柄をインフルエンサーの言葉で伝えてもらうことで地域の良さを広められる
・地域の祭りなどでインフルエンサーとタイアップすることで地域の魅力や伝統を地元民以外にも広められる

Youtubeでツアーと一緒に郷土料理と地元の魅力をPRしたマーケティング事例|伊勢原観光協会

スーツ旅行の宿坊体験紹介動画

続いては伊勢原観光協会がYoutuberのスーツさんを起用して、秋の大山キャンペーンのPRを行った施策を紹介します。

宿坊体験の行程や小田急ロマンスカーでの移動の様子を動画で撮影した動画となっており、現地での宿坊体験の様子やリアルな1日の行程はもちろんのこと、大山までいく過程の交通手段からみれる景色なども紹介しています。

宿坊体験といったコンテンツを通じて、風景や料理、街並みなど地域の魅力を伝えられるコンテンツになっています。

観光大使が地元の観光地やグルメの魅力を画像で伝えるInstagramのマーケティング事例

次にご紹介するのは出雲観光大使として活躍するロシアン佐藤さんです。普段の投稿では出雲市の観光地やグルメを中心に、鮮明な写真や動画とともに、グルメのレポートをキャプションでとても分かりやすく伝えています。

特にこちらの投稿ではお魚好きの方に向けて、様々なお魚料理を楽しめるコンテンツになっています。

地方自治体のSNS活用事例!SNS運用やローカルインフルエンサー起用するメリット・注意点も解説

インフルエンサーマーケティング実施前に知っておきたいSNSごとの違い

なんとなく知名度の高そうなInstagramやYoutubeでのインフルエンサーマーケティングを検討しようとしていませんか?

実は、商品の特徴やプロモーションの目的によって、適切なSNS媒体は異なります。ここでは、SNSごとの特性の違いを紹介しますので、SNSマーケティング戦略を立てる際の参考にしてみてください。

Youtube Twitter Instagram TikTok
特徴 ・チャンネル登録者×検索ユーザーが対象のため
認知拡大を広げつつ比較検討層にもリーチ可能
長尺動画でさまざまな情報を盛り込めるので、
高価格な商品との相性がよい
・リツイートなどによりフォロワー以外への
認知も見込める
・ハッシュタグやKWで検索するユーザーが多数いる
ため検索対策にも活用できる
・フォロワーへの認知拡大が見込める
・Z世代女性の40%以上が情報収集に使っている媒体で
検索対策にも有効
・独自の配信アルゴリズムにより
潜在層への認知拡大が期待できる

YouTubeのインフルエンサーマーケティング成功事例

YouTubeはチャンネル登録者と動画検索をするユーザーが視聴対象となるため、認知拡大を広げつつ、比較検討層にもリーチできる点は魅力的です。

また、他のSNS媒体と比較しても、長尺動画のコンテンツが多いプラットフォームのため、ユーザーが購入前に検討材料となる項目の補足を盛り込みやすいです。

それでは実際のYoutuberとタイアップした事例をみてみましょう。

Youtuberの大掃除企画でロボット掃除機のスペックや使用感を紹介したマーケティング事例

カズチャンネルのロボット掃除機の紹介動画

築50年の実家を掃除するという企画の動画にて、ロボット掃除機の使用感や搭載されている機能をわかりやすく解説しています。

移動可能な段差の幅や掃除をした後の前後比較、ゴミ捨ての手間など、実際に購入する際の比較検討項目をわかりやすく解説しており、コメントでも掃除機の機能に驚く声が多数寄せられていました。また、実際にロボット掃除機が室内を掃除している様子と一緒にスマートフォン連携のアプリ画面も撮影しており、非常にわかりやすい動画と言えるでしょう。

Twitterのインフルエンサーマーケティング成功事例

続いてはTwtterのインフルエンサーマーケティング成功事例をみてみましょう。

Twitterはリツイートによってインフルエンサーのフォロワー以外への認知拡大も見込めるため、拡散性が高いSNSとなっています。

また、Z世代の男性のおよそ3人に1人がTwitterを情報収集に使う一番手のSNSと回答しており、ターゲットによっては検索対策にも活用できるSNSといえるでしょう。

それでは実際のTwitterにインフルエンサーを起用した事例を紹介します。

Twitterでケーキの味や見た目とおすすめの食べ方を紹介したマーケティング事例

唯一無二の絶品グルメさんのTwitter投稿

チーズケーキのオンライン通販専門店「PrincessCheeseFactory」によるインフルエンサーマーケティングの事例をみてみましょう。

約140万人のフォロワーがいる「唯一無二の絶品グルメ(むにぐるめ)」さんによる動画と写真の投稿をしています。

こちらのPRツイートではテキストと画像で商品写真で魅力を紹介。さらにハチミツをかけている動画投稿をすることで多くのユーザーからのリツイートやいいねを生んでいます。

Instagramのインフルエンサーマーケティング成功事例

2022年1月に渋谷109エンターテイメントが実施したZ世代のSNSによる消費行動に関する意識調査では、Z世代の女性の43%がInstagramを情報収集のツールとして使っていると回答してます。

商品レビューなどの口コミを増やして、ユーザーが比較・検討する際の情報を充実させるのも販売促進にあたり効果的と言えるでしょう。

また、ハッシュタグによる検索以外にも、インフルエンサーのフォロワーへの認知拡大も見込めるSNS媒体です。続いては、Instagramのインフルエンサーマーケティングの成功事例を紹介します。

Instagramでインフルエンサーが商品の使用感や向いている人を紹介したマーケティング事例

こちらはおすすめの化粧品を投稿されているおっしーさんがソフティモの商品レビューをした事例になります。

メイク落としと洗顔が一つになっているソフティモの商品特徴を踏まえて、「ズボラさんの味方」「薄めメイクの日に大活躍」など、誰がどんなシーンで使えそうかをイメージしやすいコンテンツとなっています。

実際にファンデーションやリップ、アイシャドウを手に塗って落とす過程の画像も掲載されており、使用感もイメージができる投稿です。

TikTokのインフルエンサーマーケティング成功事例

続いてはTikTokを活用したインフルエンサーマーケティング事例を紹介します。

TikTokと聞くと若年層向けのSNSというイメージが強い方も多いかもしれません。しかし、利用者の平均年齢は34歳と若年層以外の利用者も増加傾向にあります。

また、日経トレンディが選ぶ「2021年ヒット商品ベスト30」で、TikTok売れというワードがランクインするなど、SNS媒体として注目を集め始めています。

他媒体との大きな違いは、視聴者のコンテンツ視聴形態。Instagram、Youtube、Twitterと異なり、利用者はおすすめ動画に流れてくる動画を受動的に視聴する形態をとっています。そのため、フォロワー以外が投稿を視聴する可能性も高く、潜在層への認知拡大を期待しやすいSNSと言えるでしょう。

アイシャドウの使い方を解説した動画で商品もPRしたTikTokマーケティング事例

配信アルゴリズムの違いに着目し、潜在層への認知拡大をTikTokで狙った事例になります。

ターゲットであるメイク初心者や、化粧に興味を持ち始めた若い女性のリテラシーに合わせて、コンテンツも専門用語を使わないコンテンツを設計。

そのうえで、インフルエンサーの感想や使ってみた気づきも投稿にうまく載せてもらった結果、いいね数が1万を超える投稿も多数出ており、認知拡大に成功した施策と言えるでしょう。

施策の詳細は以下の記事で解説しています。

認知拡大に成功した支援事例|潜在層向けの「わかりやすいPR」とは?

【事例からみる】インフルエンサーマーケティング成功のポイント

最後に事例をみて共通していることやインフルエンサーマーケティングの支援をする中で分かった戦略や方針を考えるうえで重要なポイントを紹介します。

インフルエンサーマーケティング施策を実施する中で大切にしたいポイントは以下の2点です。

  • 施策目的に合ったSNS媒体を選定する
  • 施策目的から逆算して施策内容や企画を設計する

商品の特徴や施策目的に合ったSNS媒体を選定する

商品の価格帯や商品の代替サイクル、利用シーンなど、商品の特性によってユーザーが不安に感じるポイントは異なります。また、施策の目的によって、どのSNS媒体が合うか変わってくるケースもあります。

SNSの違いでも紹介した通り、各媒体ごとにSNSの利用意図や投稿されるコンテンツの特徴は異なるため、SNSを選定する際は目的や商品の特性にあう媒体を選びましょう。

施策目的から逆算して施策内容や企画を設計する

インフルエンサーマーケティングと言っても、施策はさまざまです。

例えば、認知拡大を目的にインフルエンサーマーケティングを実施する場合でも、フォロワー数の多いパワーインフルエンサーに投稿してもらうケースとマイクロインフルエンサーに多くの投稿を上げてもらう施策もあります。

それぞれの施策が消費者に与える効果も変わってくると思いますので、なんとなく知ってる人に依頼するのではなく目的に合わせた施策を選択しましょう。

関連記事一覧